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自分の最大限の可能性を開花させる力学

理性よりも感性を磨くことが人生の向上につながる(理性と感情を「対立」から「融合」へと進化させる)

自分の本当の感情に従うことは、理性をないがしろにすることではありません。

むしろその逆で、理性の認識の幅を「見えるもの」「理解できるもの」から「見えないもの」「理解できないもの」にまで拡げていくということ。つまり、自分を超えた大いなる存在から発信された「感情」を通して、自分の頭の中に限定される「理性」を育んでいくということなのです。

なぜなら、行動を起こすためには、何がしかの衝動的な出来事が必要になることが多いですが、それに従うということは、感情的な「反応」ではなく理性的な「選択」であることがカギとなるからです。

自分を超えた大いなる存在から「感情」を通してもたらされた世の中や人生を変えたいという情熱を「理性」が「使命」として認識し、実際にそれを果たすべく行動に移す。

感情と理性は対立する概念として捉えられ、理性は感情を否定することが多いですが、この瞬間に両者は融合を果たします。「常識」や「社会通念」といった従来の狭い認識の理性を超えて、未知の領域や常識を超えたものについても、衝動的ではなく冷静に頭で判断できるようになるからです。

つまり、感情を通して適切に育むことによって認識の幅が拡がった理性は、これまでよりも一段上のレベルに昇格するのです。

かつて激しく対立していたアメリカの「州」同士が「合衆国」になることによって内戦がなくなったように、また激しい競合を繰り広げていた企業同士が合併によってその競合関係が消えてなくなるように、何事も対立を乗り越えるためには一段上のレベルに登る必要があります。

それと同じように、認識の幅が拡がることで一段上のレベルに昇格した理性は、これまで感情と「競合」関係にあったのが「協調」する間柄となり、これによって両者が車の両輪となって、人生の質をより高める方向に進んでいけるようになるのです。

この認識に立つことができれば、代わり映えがないかのように見える日常の風景も、その見え方が180度変わります。表面的なニュースや事件の深遠に流れている世の中の本質や動きを感じ取ることもできるようになります。

しかし、この認識は目に見えるものではなく感じ取るものであるがゆえに、「見える化」が旺盛な現代社会においては理解・共感してもらえないことが多いため、理性の認識の幅を拡げるには、周囲からの精神的自立を必要とします。「自尊の念」つまり「本当の意味での『自信』」というものがどうしても必要になってくるのです。

この「本当の意味での『自信』」というものは、自分を誰かと比較することによって得られる「優越感」のことではありません。

そうではなくて、誰彼と比較することなく、自分というのは価値のある存在であり、他人からの評価無しに自分で自分のことを信頼する・信用するという感覚。つまり、その実は不安に根ざしている「優越感」による尖った気ではなく、「安心感」に基づいた穏やかであたたかい気が醸成された状態のことを指すのです。

この「本当の意味での『自信』」である「自尊の念」を育むということは、最終的には誰もが直面し、かつ自分個人の力でやらないといけない課題なのですが、導きや気づきを与え合う存在が、その歩みを進める上で重要な役割を果たすことがよくあります。

実はその存在こそが「パートナーシップ」であり、このことに気づくと、パートナーシップの核となる恋愛や婚姻関係について、その本来の在り方が見えてくるのです。

感性とは、体や感情の感覚を認識する能力のことです。それが高まると、言葉によらない情報を五感や体の微細な動きなどによって受け取ることができます。意識的な感性とは、体やその他の情報源から微妙な刺激や言葉によらない情報を受け取り、すぐにその意味を理解する能力です。波動から直接情報を得る力が増すにつれて、人生が向上し、思ってもみなかった分野でもこの力を使えることに気づくでしょう。

今、世界と関わることは、今までとは違う種類の仕事になりました。野心、成功、征服、取り引きなどではなく、人々、もの、機会、出来事との体験を感じ取ることが大切なのです。魂の波動による直接体験(意識的な感性)、直接知(直観)、直接交流(テレパシー)、そして直接愛(共感)が、あなたにとって方向を知り、情報を得、行動するための一番大切な方法となります。

感性を使って働くときには、ときどき自分の魂の波動に同調して「私は何に気づいているのだろうか。それについて何を知っているのだろうか。この情報は私のために役に立つだろうか」と、自分自身に問いかけることが大切です。そして体に耳を傾け、大切な情報だけを取りあげる習慣をつけましょう。

イエスと言うべきか、ノーと言うべきかは、どちらがどれくらい心地好く感じられるかによってわかります。状況や進行中の物事を深く感じると、どのように物事が進展してゆくか、次々とわかってきます。すべての物事はすでに最初から最後まで、全部の物語を持っているからです。このようにまわりの存在を深く感じた後で、そこで得た情報を実際に調べて実行するときに、あなたの知的な部分を使えば良いのです。論理的な思考は実行段階でより多く使うと、うまくゆきます。

〜「人生を変える波動の法則(ペニー・ピアース)」より〜